ショパンなしのピアノは考えられない♪
今日は私の好きな作曲家について書きたいと思います。
私はクラシックのピアノを弾きますが、何といってもまず一番に出てくるのは、
ショパンです。
1.ショパンについて
1810年ポーランドで生まれ。
ロマン派を代表する作曲家。ピアノの詩人と言われています。
女流作家ジョルジュ・サンドとの9年に及ぶ交際の間にもたくさんの名曲が生まれました。24の前奏曲集、幻想曲、バラード4番、英雄ポロネーズ、舟歌、幻想ポロネーズなどです。この中で一般的に知られているのは英雄ポロネーズではないでしょうか。
成人してからはフランスで人生のほとんどを過ごします。しかし彼の心にはいつも故郷がありました。マズルカやポロネーズといったポーランドの民族音楽が出てきます。
ショパンは肺結核のため39歳という若さで、故郷に戻ることなく亡くなりました。しかしショパンの遺言により心臓だけがポーランドに持ち帰られました。
2. ショパンの好きな曲
いっぱいありすぎて絞れないのですが、私の弾いた中で好きな曲はバラード1番です。大学時代にピアノの発表会で弾いた思い出深い曲です。この時は毎日2時間練習していたので、私の中では一番練習した曲だと思います。静かな出だしから段々と盛り上がりにもっていくところを表現するのが難しかったです。
英雄ポロネーズも2年前に弾きましたが、左手のオクターブ連打が難しかったのを覚えています。転調と曲想の変化を繰り返すので、とても盛り上がりのある聞き応え、弾きごたえのある曲だと思います。
3.これから弾きたい曲
私には憧れの曲が2曲あります。
一つ目はバラード4番です。バラード4曲の中で一番難易度が高く、深みのある曲だと思います。小さい頃は長くて退屈だと思っていた曲が、大人になって色々なピアニストの演奏を聴くうちに、何て素敵な曲なんだろうと曲の良さがわかるようになったと思います。
二つ目は舟歌です。こちらも以前は全然聴いてもいなかったのですが、演奏会で聴いた時にすごく感動しました。何回も聴くごとにどんどん好きになっていく、そんな曲です。どちらも大作なので今から私が譜読みから始めるとなるとだいぶ時間がかかってしまいそうです。でもいつかは弾いてみたいショパンの2作品です。
4.ショパンコンクール
5年に一度開催されるショパンコンクール。2000年の第14回で優勝した中国のユンディ・リは一躍日本でも人気となりました。私と同い年だったこともあり、勝手に親近感を湧いていました。
当時テレビでもコンクールの様子が放送され、本番の緊張感、練習の様子、ピアノを選ぶところ、といった裏の表情を見ることができてとても嬉しかったです。もちろん日本での凱旋コンサートには行きました!
ショパンコンクールに行くことも私の夢の一つです。
ピアノを弾く上でショパンは避けて通れない作曲家です。どの曲も叙情溢れる素敵な作品ばかりです。うまく表現できてませんが、これからも私はショパンの音楽を聴いて、そして自分でも弾いて豊かに過ごしたいなと改めて思いました。